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グランツール史に残る激闘を繰り広げた今年のジロ・デ・イタリア。早速その結果を振り返っていくと共に、開幕前に行った事前予想の採点もしていきたいと思います!



個人総合 マリアローザ
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1位 ヴィンチェンツォ・ニバリ (アスタナ)
2位 エステバン・チャベス (オリカ・グリーンエッジ)
3位 アレハンドロ・バルベルデ (モビスター)


ニバリが見事に自身2度目となる総合優勝を果たしました! 今日もお祝いしてはしゃぎたいところなんですが、Twitterや昨日の記事でも散々騒ぎ立てたので、今日はちょっと自粛しますwww。

2位には26歳のコロンビア人、チャベスが入りました。最終的には2位になってしまいましたが、最後の最後までニバリを追い込み、あと1歩で総合優勝というところまできたその姿は、強く人々(特にニバリファン)の心に残ったことでしょう。本人も相当悔しいと思いますが、「まだ全ては始まったばかりだ」と笑顔で話す強さを見て、将来必ずチャンピオンになるだろうと私は感じました。あといつもニコニコしててめっちゃプリティーでラブリーです。最終日に落車したウランを心配するチャベスには萌えました。あとでもう1回見返そっと。

3位には安定のバルベルデがランクイン。今回初めてとなるジロ参戦でしたが、相変わらずのオールラウンドな強さを見せてくれました。標高2500m超えの2つの峠で遅れるなど、いつも(ほぼ)完全無欠な彼にしては珍しく露骨に弱点を見せてくれましたが、それでも総合3位にステージ優勝1回と安定した成績を残しましたね。噂によると、これで全グランツール総合3位&ステージ優勝の称号を手に入れたらしいですよ。総合優勝ではなく、3位というところに彼らしさを感じますねwww。

また、シクロワイアードに載っていたバルベルデのインタビューの中で、「(中略)いつも天から見守ってくれるトンド。全てに感謝したい。」というコメントをしており、不慮の事故で亡くなったトンドをいつまでも忘れずに思い続ける彼の優しさになんだか胸を打たれました。やっぱり、長年エースとして活躍している選手は人間的にもできた人が多いですね。





ポイント賞 マリアロッサ
(あとで写真追加します)

ジャコモ・ニッツォーロ (トレック・セガフレード)

去年ステージ優勝せずにマリアロッサを獲得したニッツォーロが、今年も結局ステージ優勝することなくマリアロッサに。最終ステージで一応1着になりましたが、誰が見ても明らかな斜行で失格になりました。とはいえ、斜行の被害者であるモドロが結局ステージ優勝出来ないなら失格にしなくてもよかったのでは? と思いましたが、まあそこはルールなんで仕方ないんでしょう。

今回のジロは最強のキッテル、ゴリラのグライペル、ガチスプリントでキッテルに黒星を付けた男ヴィヴィアーニ、ミラノサンレモ勝者デマール、期待の新人ユアンとめちゃめちゃ豪華なスプリンターが揃いましたが、結局誰も完走せず……ていうか誰も完走する気ゼロ……。イタリア人的には地元のニッツォロがマリアロッサを獲ってくれて大はしゃぎでしょうが、個人的にはもっとキッテルやヴィヴィアーニを見たかった……。

しかし、2年連続でグランツールのポイント賞を獲ることは素晴らしいことですから、ニッツォロには来年以降も期待したいですね!






山岳賞 マリアアッズーラ
(あとで写真追加します)

ミケル・ニエベ (チームスカイ)

第20ステージで1位がひっくり返ったのはマリアローザだけじゃありません! このマリアアッズーラも、それまでずっと着ていたクネゴからスカイのニエベの手に渡ったのです。スカイのエースとして出場したランダが早々とリタイアし、やっぱりスカイとジロは相性悪いんだなぁと暗いムードになっていた中での山岳賞ですから、ニエベ本人はもちろんチームとしても嬉しいでしょうね。

大逆転ですげーって最初は思いましたけど、ニエベは本来めちゃくちゃ山岳に強い選手。最近では、2013年ツールのモン・ヴァントゥでコンタドールを引っ張ったりしていますから、調子が良ければ山岳賞なんてお茶の子さいさいなんでしょうね。クネゴも総合優勝したとき以来の表彰台が目前まで迫ってきていましたが、相手がちょっと悪すぎましたね。ていうかそんな選手をアシストとして使うスカイ強すぎィ!

3位にはBMCのアタプマが入りましたが、この選手は3週目で一気に上がってきましたね。小さい体から繰り出されるパワフルなダンシングには魅せられました。コロンビア軍団の中では、チャベスやキンタナより少し年上の28歳なんですが、まだまだこれからも期待が出来る選手です!








ヤングライダー賞 マリアビアンカ

(写真はあとで追加します)

ボブ・ユンゲルス (エティックス・クイックステップ)

25歳以下で最も総合順位が高かった選手に贈られるマリアビアンカはユンゲルスが2位に30分近い差をつけて堂々の獲得。総合でも6位にランクインするなど、今大会を沸かせたニューヒーロー達の1人になりましたね。これでまだ23歳だというから驚きですよ。将来は同郷のレジェンド、アンディ・シュレクに次ぐグランツール総合優勝を果たすかもしれませんね。

正直な話、ユンゲルスがここまで山を走れるとは思っていませんでした。TTが速いのは知っていたので、そこからくる偏見で山岳は少し遅れるだろうと勝手に思い込んでいました。それが蓋を開けてみたら、TTは前評判どおりクッソ速いわ山岳もゴリゴリ登っていくわで驚きの連続でした。このまま順調に育ったら、将来どんなバケモノになるのか今から楽しみです。

開幕前に予想に挙げられていたドンブロウスキーとフォルモロのキャノンデールコンビは、確か2人とも2時間半くらい遅れていたかな? ウランのアシストを全力でやっていた感じなので、ハナから新人賞は狙っていなかったのかもしれませんね。






というわけで結果はここまで! ここからは開幕前に行った予想の採点をしていきたいと思います!

【マリアローザ】
予想:ヴィンチェンツォ・ニバリ
結果:ヴィンチェンツォ・ニバリ


ニバリの総合優勝は見事に的中! あったりまえですよ! ファンが優勝を信じなくてどうしろっていうんですか!

各所で行われていた開幕前予想にニバリの名前が全く無かったときは、「お前ら見とけよ! ニバリが勝つかんな! ランダがグランツール制覇とか100年はえーわ!」と思ったものです。これでグランツール予想総合優勝部門は3戦で2勝。この調子でツールも当てます。


【マリアロッサ】
予想:マルセル・キッテル
結果:ジャコモ・ニッツォロ

こちらは残念ながら的中ならず。事前予想ではニッツォロの個人名を挙げてこの人は無いって言ってるんですよね。いやいや、まさかニッツォロとモドロ以外スプリンターが全員帰っちゃうとは思わないでしょ。悔しいところではありますが、そのスプリンター春の早退祭りを予想出来なかった俺が悪い。これは絶対にツールでリベンジしなければ。


【マリアアッズーラ】
予想:エステバン・チャベス
結果:ミケル・ニエベ

予想では、「チャベスは早々に遅れて山岳賞狙いにシフトしてくるだろう」と言っていましたが、遅れるどころか最後の最後までマリアローザ争いをしていました……。見る目が無さすぎます……。

しかし、ニエベになるとは全く想像がつきませんでしたねぇ。総合系以外の選手なら去年みたいにモビスターが束になって狙ってくるだろうと思いましたが、やはりバルベルデのアシストが最優先だったみたいですね。

山岳賞はハッキリ言ってガチ予想しようがない賞なので、ツールでも楽しんで予想したいと思います。


【マリアビアンカ】
予想:イアン・ボズウェル
結果:ボブ・ユンゲルス

誰だボズウェルなんていうふざけた予想を大真面目にした奴は(怒)

……はい、紛れもなく私でございます。ヤングライダー賞トップ10の中にボズウェルの名前が無かったので、恐らく3時間くらい遅れたんだと思います。ていうか2位に同じチームスカイの選手いますけどボズウェルじゃなくてセバスティアン・エナオゴメスですし。エナオゴメスですら30分くらい遅れてますし。完敗ですわ。

しかし、これに関しては少しユンゲルスが強すぎた感もありましたね。23歳にして2位に大差をつけて新人賞を獲得するところもキンタナを彷彿させます。本当に将来とんでもなく強くなるんじゃないでしょうか。期待せずにはいられません。




というわけで、長いようで短かったジロもついに終わってしまいました。6月はツール前哨戦としてクリテリウム・ドーフィネやツール・ド・スイスがありますが、僕は残念ながらJsportsを一旦解約するので、次は7月のツール・ド・フランスの事前予想でお会いいたしましょう。

(写真は全てcyclowiredさんから)

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