IMG_20170505_143817

今日は宣言通り車坂峠の試走に行ってきました。

では、いつもの前座を今日はスキップして、早速結果から見ていきましょう。
タイムは前回となる去年から1分46秒速い57:31でした。

おっ、前回より速くなっているじゃん
そう思う人もいるかもしれません。

しかし、20分強で終わる四十八曲峠のタイムを3分縮め、30分強で終わる青木峠のタイムを4分縮めた僕にとって、1時間弱で1分半の短縮というのはほとんど縮んでないようなものです。
1分半なんて調子次第で簡単に上下すると思います。
ていうか、去年挑戦したときよりボトルの中身を軽量化したので、多分それが影響しただけだと思います。

要するに、去年から全く成長していません。
この1年間、本当に練習していたのか?
青木峠や四十八曲峠でベストタイム連発しているのも嘘なんじゃないのか?


……うん、そうだね、1つ話を聞いてほしい。
まず、練習はちゃんとしていた。
少ない時間の中で最大限に頑張っているつもりだよ。

そして、青木峠や四十八曲峠でベストタイムを連発しているのも嘘なんかじゃない。
本当のことだよ。
そして、これこそが練習の成果だと思っているよ。


じゃあなぜ車坂峠のタイムはこの1年間で変わらなかったんだい。


それは簡単な話だよ。


この1年間やってきた練習は、車坂峠を登るうえでは全く役に立たない練習だったということだけさ。

僕が今までやってきた練習は、「勾配5%~8%くらいの普通の上り坂をケイデンス80前後で30分間登る練習」だった。
しかし、車坂峠で必要なのは、「勾配10%オーバーの激坂をケイデンス60で50分間登る力」なんだ。

つまり、普通のヒルクライム練習をいくらやったって車坂峠を速く登れるようにはならないんだ。







訳:ギアが足りねえんだよこの野郎


本当は登る前から懸念はしていたのですが、まさか本当にその懸念が火の玉ストレートで直撃するとは思ってもいませんでした。
僕のスプロケだと、平均勾配8%を超える坂に対応できないんですよ。
いえ、正確に言うと、僕の11kgのバイクにおいては11-25Tのスプロケだと平均勾配8%を超える坂には対応できないんですよ。

平均勾配8%を超えると対応できないのに、平均勾配8.5%くらいの車坂峠HCに出場予定だったとかお前頭悪すぎだろと思いました?
すいません、その言葉は登っているときに嫌というほど自分に言い聞かせましたのでもうお腹いっぱいです。

僕のバイクとスプロケで8%以上の坂を登ろうとすると、ギアが重すぎて、いつもヒルクライムで使っている筋肉とは全く違う筋肉を使わなければいけないんですよ。
関東在住の方に分かりやすく説明すると、都民の森のような5%くらいの坂と、浅間坂やラピュタ坂のような15%以上の激坂を登る時では使う筋肉が違いますよね?

僕が今まで練習で鍛えてきたのは前者の筋肉、持久力に優れる遅筋というやつです。
しかし、車坂峠で要求されるのは後者の筋肉、瞬発力に優れる速筋というやつです。

速筋を50分間酷使し続けるというのはちょっとどころではなく、かなり無理があるんですね。
僕はどちらかというと元々は速筋の方が多いタイプだと思っているのですが、それでも全然無理です。
ていうか速筋を50分使い続けられたらキッテルとグライペルのジャーマンゴリラ2頭がフルームを山岳でボコボコにする姿を見られると思います。


じゃあどうするの?
バイクを4kgくらい軽量化する?
30万円くらいで出来るけど今の僕はその1//10も払えないよ?

答えは簡単だ。

61qXIZ638KL
(写真:https://www.amazon.co.jp/SHIMANO-%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E-CS-HG400-11-28T-123468148/dp/B00LNH9AJQ)

スプロケをデカくすりゃあいい。
25Tを踏めないなら更に軽い28Tを追加しちゃえばいいんですよ。
そもそも僕のバイク重量で25Tだと重すぎるっていうのは初めて白石峠に登ったときからずっと分かっていたことなんです。
2年半くらい前からずっと分かっていたことなんですよ。(あれっ? 3年半前だったかな? 忘れた)

スプロケ交換なら4000円くらいで済みますしね。
お金がある人ならバイクやホイール自体を軽量化してしまえばいいんですが、普段から泥水すすって生きている私には到底不可能です。
しかし、4000円でめちゃめちゃ軽くなる(ギアが追加される)なら安いもんでしょ!
我ながら発想が天才的すぎて痺れます。

ライドから帰宅して即お世話になっているショップに連絡し、お取り寄せ&交換をお願いしましたよ。
いつも80円のフルーツヨーグルトですら買うのを我慢する僕がポンと4000円払うことを決意したのですから、どれだけ28Tのスプロケが欲しかったのか容易に想像できると思います。
だって、28Tのスプロケが無いとギアが足りなさすぎてタイムもクソもないし……。

ちなみに、今回の試走の平均ケイデンスは67rpm、最高ケイデンスは99rpmでした。
平均67rpmとはいうものの、一部の勾配が緩いところ(※)でクルクル回した以外は、全体的に62rpmくらいでした。
もちろん、ほぼ全区間インナーローですよ。
確かに僕はトルク型ですけど、タイムが良い時は大体76rpmくらいなので、流石にギア足りなさすぎです。
このことからも、いかに28Tのスプロケが必要かが分かると思います

※大会公式が乙女スロープと読んでいるくらい乙女な勾配




IMG_20170505_104614

というわけでここからは、車坂峠に向かうために通った時に撮った写真を貼っていきたいと思います。
良い景色で口直ししていってくださいまし。



IMG_20170505_111357

IMG_20170505_111544

まずはいつもの名も無き峠を越えて、御牧ヶ原に入っていきます。
相変わらずここは最高ですね。
この開放感と、車やバイク、自転車がほとんどいない静寂感が最高なので、これからもなるべく誰も来ないでほしいなと思ったり。(という心の叫び)
町や市からしてみれば観光客にはガンガン来てほしいでしょうし、実際そういう取り組みが行われているのですが、うん、僕は反対です(笑)



IMG_20170505_111607

浅間山も綺麗に見えます。
最近噴煙が多くなってきた浅間山ですが、今日はずっと穏やかな様子でした。
爆発されると困るから、誰か浅間山を「よしよしいい子いい子(*´ω`*)」とずっとなだめておいてくれ。



IMG_20170505_112131

IMG_20170505_113032

というわけで御牧ヶ原を横断していきます。



IMG_20170505_114517

しかし、今日は車坂峠ヒルクライム大会自走参加の試走も兼ねているので、レース当日にも使う予定の「アップダウンが少なくてなるべく負荷がかからない」コースを選択。
そのため、御牧ヶ原とは早々にお別れです。

まあ、「距離が短くて」「アップダウンが少なくて」「車も少ない」という条件全てを兼ね備える道はありませんから、どこかで妥協はしているんですけどね。



IMG_20170505_115433

IMG_20170505_120537

その後は道の駅みまきで休憩。
ここの道の駅、地図で見るとかなり小さいので大丈夫かなと思いましたが、実際に行ってみると最低限の施設はある感じでした。
そこそこ綺麗でしたしね。
レース当日はもちろん、それ以降のサイクリングでも使わせてもらおうと思います。



IMG_20170505_121845

道の駅での休憩を済ませたら、千曲川に沿って信号の無い快適な道を進んで行きます。
それにしてもこの橋、ダイナミックで良いですな。



IMG_20170505_123607

IMG_20170505_124248

というわけで小諸市の市街地までやってきました。

小諸に来るたびに思うんですけど、ここは本当に「坂のまち」だなと思います。
いつも長野県の過剰な車社会を批判している僕ですが、小諸だけは車社会でも仕方ないです。
僕みたいな「一般人より少し登れる男」がロードバイクに乗ってもキツい坂が点在しているので、ママチャリで街中を移動するのはプロのクライマーじゃないと無理だと思います。
逆に言っちゃうと、将来グランツールでエースをやれるような人間が眠っている可能性も……。



IMG_20170505_130326

市街地を抜けた後はいよいよ本格的な山岳へ。
車坂峠ヒルクライム大会のスタート地点は山岳の中腹にありますので、まずはそこまで登っていきます。
スタート地点に辿り着くまでに10%オーバーの坂を登らされるのも信州クオリティです。

そしてスタート地点の前に東信木材センター協同組合に寄ってみました。
ここは大会前日受付の場所なので、念のため確認しておこうかなと。
……と思っていたんですが、帰ってパンフレットを見返したらここは受付の場所ではなく、駐車場でした(泣)
正しい受付場所は、「信州青少年の家」です!
参加予定の方、お間違えの無いように!

しかし、間違いだということを今のうちに気が付くことができて良かったです。
やっぱり、試走はしておくものですね。
一応、来週もう1回試走に行く予定なので、正しい場所はその時に確認してきます。



IMG_20170505_130846

スタート地点はここ。
これは間違いありません。


IMG_20170505_131617

改めてコースを思い返してみると、写真に写っている序盤は勾配が結構緩いんですよね。
緩いと言っても6%くらいはありますが。
レース本番では、この序盤区間は速い集団のスリップストリームに入ることが出来れば楽ができそうです。

中盤以降はもうただの地獄です。
8%や9%は当たり前、11%や12%も普通に出てきます。
そりゃ25Tじゃ足りませんわなっていう話です。

そして終盤、特にラスト3kmが平均勾配9%くらいでめちゃめちゃキツいんですよね。
ここまでただでさえ激坂の連続で脚が削られているというのに、最後の最後まで容赦はありません。
しかも、標高が1800mを越えて酸素も薄くなってくるというコンボ付き。
今回の試走でも僕はここで力尽きたので、ペース配分をしっかり考えないと良いタイムは狙えませんね。



IMG_20170505_141556

というわけで登ってきましたが、タイムは最初に書いた通り。
正直に言って「自転車辞めようかな」とも思いましたが、まだ諦めるのは早い。
スプロケを変えてもタイムが変わらなかったら辞めればいいんですよ。
あと1週間はモチベーションを保って頑張りたいと思います。




IMG_20170505_143817

車坂峠って普通に眺めも最高なので、レース志向の人でも楽しめるんじゃないかと思ったり思わなかったり。
何てったって標高1,975mですからね。
そりゃ絶景どすこいなわけだ。


その後は腹痛で死にそうになりながら帰宅。
振り返ってみると、タイムは散々な上に腹痛とかただのクソライドでしたな。


【走行データ】
総合時間:6:12:26
実走時間:5:14:01
走行距離:91.3km
平均速度:17.5km/h
最高速度:55.1km/h
獲得標高:2,525m

うむ、振り返れば振り返るほどクソだったこの日のことは忘れて、また来週頑張ろう!


ブログランキングに参加中! 応援のポチッとをお願いいたします(`・ω・´)ゞ
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ