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(写真:http://www.cyclowired.jp/image/node/205243)

先日の青木峠TTで失敗したなということが1つある。
それは、自分がトルク型だと信じるあまり、極端な低ケイデンスになってしまったことだ。
恐らく、60rpmくらいの瞬間もあったと思う。
ちなみに、普通「低ケイデンス」という言葉が指し示すケイデンスは75~85くらいだ。
60rpmはいくらなんでも低すぎだ。


私は今まで「自分はトルク型だ」と思っていた。
しかし、ローラー台でケイデンスを見ながら練習していくうちに、自分はそこまでトルク型ではないということに気が付いた。
今までの練習記録を見ると、調子が良い日のケイデンスは大体83~88くらいになっている。

逆に、そこまでケイデンス型というわけでもないということにも気が付いた。
有酸素運動系の練習でケイデンスが90rpmを越えている日は半年間で11回しかない。
しかも、それらはどれも結果が芳しくない。

私はどうやら、フルームのようにクルクル回し続けることが苦手らしい。
しかし、トニー・マルティンのようにガシガシ踏むことも苦手のようだ。

それらローラー台練習から導き出された結果と、先日の失敗で思うことがあった。

私はいったいケイデンス型なのだろうか? それともトルク型なのだろうか?

そして、ケイデンス型かトルク型かを分ける要因は何なのだろうか?

今回はこの2つについて考えていきたい。


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(写真:http://www.cyclowired.jp/image/node/113112)

ケイデンス型かトルク型かを分ける要因が分かれば、自ずと私がどちらなのか分かるはず。
というわけで、まずは要因から探っていく。

まず、私のような自転車素人がパッと思いつく要因としては、「身長」が挙げられる。
確かに、高ケイデンス型の代名詞であるフルームやニバリはどちらも身長が高いが、実際のところはどうなのだろうか。
早速、考察のために高ケイデンス型の選手をリストアップし、表を作ってみた。

keidensusintyou

やはりウィギンスやフルーム、デュムランのように180cmを越える大柄な選手が多いが、マイカやポートのように、比較的小柄な選手でも高ケイデンス型はいるということが分かった。
ということはつまり、高ケイデンス型かトルク型かに身長は関係ないということになる。

それではいったい、ケイデンス型とトルク型を分ける要因は何なのだろうか。
身長の次は、「体格」に注目してみた。

「体格」とは何とも曖昧な言葉だが、ここでは身長÷体重やBMIなどではなく、単純に「その選手の写真を見てどう感じたか」を判断基準にしていく。
これは何故かというと、身長÷体重やBMIだけではその選手の体格は分からないからだ。
昔、栗村さんがJsportsで「イヴァン・バッソと○○(誰か忘れた)は身長と体重は一緒なのに体格が全然違いますし、TTの速さも全然違いますよね」と言っていたが、この2人のように、数字だけでは実際の体格は分からないのだ。
もちろん、主観に頼りきったデータになるため、信憑性がゼロになるという欠点はあるが。
まあこんなクソブログに書いてあることなんて元から誰も信用していないので大丈夫だろう。

そして、「体格」に着目した理由だが、この表を作っている途中にあることに気が付いた。
この表に名前がある選手は皆、痩せている自転車選手の中でも特に痩せている総合系選手の中でも特に特に痩せている選手だということだ。
痩せている自転車選手の中でも特に痩せている総合系選手の中でもそこまで痩せていない選手と比較すると分かりやすい。

ジュリアン・アラフィリップ(173cm 62kg)
32367
(写真:https://cyclestyle.net/article/2014/08/18/12562.html)

ミケル・ランダ(173cm 60kg)
83599
(写真:https://cyclestyle.net/article/img/2015/05/27/23463/83599.html)

2人とも同じ173cmだが、体重はアラフィリップの方が2kgも重い。
写真だけだと、どう見たってランダの方が5kgくらい重そうなのに。
これは、骨格や速筋の割合など様々な要素が合わさってこのようなマジックが起きるのだと思う。
そのため、その選手が痩せているかガッチリしているかは写真を見ないと分からないのだ。
ランダほど見た目と数字が釣り合わない選手は稀だが。

これらを踏まえた上で、次は身長180cm未満の選手に限定して、体格とケイデンス別に分けた表を作ってみた。

keidensutaikakuU180

イェーツやチャベスのような例外はあるが、全体的に

痩せている選手ほどケイデンス型が多く、ガッチリしている選手ほどトルク型が多い

という結果になった。

というわけで、そのまま180cm以上の選手たちの表も作ってみよう。
keidensutaikakuO180

ローランとデュムランという例外はいるものの、こちらも全体的に先ほどと同じ結果となった。
また、180cmを越えて、しかもガッチリしている総合系選手というのは流石にほぼいないようだ。

ちなみに、今回のこの比較にはスプリンターやルーラーといった「ガチムチ」な選手は敢えて入れていない。
それらガチムチな選手が1人でヒルクライムしているところをちゃんと見たことがないから、というのが理由だが、彼らは基本的にトルク型であるように思う。
カンチェラーラやマルティン、カミングスといったルーラー達。
そしてジルベールやGVA、サガンといったパンチャー、スプリンター達。
彼らは比較的1人でちゃんと踏んでいるところが見られるガチムチ系選手達だが、総じてトルク系である。

以上の点から、自分がケイデンス型かトルク型なのかは体格によるものが大きい」という説をここに打ち立ててみる。
なお、あくまで体格によるものが“大きい”だけであって、それが全てではない。
この検証の中でもチャベスやローラン、デュムランなど例外はちらほら見受けられた。
今回の結果は参考程度にしていただきたい。

かくいう私も例外である。
私は自他共に認める超痩せ型なので、今回の結果通りならケイデンス型のはず。
しかし最初に書いた通り、私はケイデンスを90bpm以上にするとダメな人間なのだ。
やはり、どちらかというとトルク型なのだろう。

というわけで今回の結果から私の脚質を判断すると、

85rpmくらいで回すと幸せになれる微トルク型

になる。
明日からはケイデンス85rpmを意識して練習に励んでいきたい。

皆さんはこんなクソ記事に騙されず、惑わされず、自分で「これだ!」と思うケイデンスを見つけてほしい。


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